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小話「安全な荷役について」

2月も半ばになってきました。先月までは「日中作業していると暑く感じますね」って言っていたのがウソのように日中すら寒く感じてきました。さすがに半袖で作業するのがしんどくなってきましたね(笑)

いつかの記事でガスボンベの荷役作業についての解説はさせていただきましたが改めてお話させていただきます。

基本的には

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このような器具を使用して荷役するのが望ましいとされています。しかし場合によっては少し容器を傾けて「転がす」といった荷役にの仕方をしなければならない時があります。例えば、荷台の上で固定やテールゲートまでの移動・台車に積み下ろし・納品場所に台車が入るスペースがない場合など実際に手で転がすケースはそこそこあります。ガスボンベ自体もそこそこ重さもありますので注意が必要となってきます。

画像の黒い容器ですと、平均で60㎏ほどありますし、ドラム缶のような容器ですと300㎏程あります。斜めに傾けて転がすと慣れもありますが、そこまで重さを感じにくくなります。特にドラム缶のような容器は中身が液体ですので揺れたりもしますので注意が必要となってきますが、稀に転倒させてしまうケースもあったりします。ですが気を付けていれば大丈夫です。

少しわかりづらいかもしれませんが作業自体はそんなに難しくはありません。

基本的にはこのように転がすという作業がメインです。

今回はこちらのバラ瓶容器のお話です。

最近、運転手の一人がガスボンベの輸送中に怪我をしてしまいました。車体が揺れたことによってボンベが揺れて、倒れたボンベの容器が運転手に当たって怪我を負いました。この件で安全対策の重要性を再認識させるものでした。先日荷主様と弊社のメンバーで情報の共有を含めて安全会議が行われました。容器の取り扱い・容器の固定方法の確認などを改めて確認したと聞きました。私はケガが起きた状況を見たりしたわけではないですが、こういったことはどこでも起こりうることだと思います。

私自身も実際にケガには至らなかったですが、同じケースで転倒させてしまったことはあります。ガスボンベ自体は「バルブ」と呼ばれるところが破損しない限りは漏洩の危険は低いのですが、何より鉄の塊ですからどこかにぶつけてしまってはひとたまりもありません。おそらくですが私を含めて、ガス輸送をされている方は皆さんどこかしらぶつけて痛い思いをした経験があるかと思います。

今回の安全会議が行われた件で自分たちも普段の作業を見直すきっかけになるのかなと思っています。

これからも安全第一で、元気に仕事に取り組んでいきます!

 


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